おはようございます。
よく言われたり記事にもなったりする話題ですが、
中高一貫校入学後の上位層、下位層についての考え(あくまで個人的な感想)です。
それらの記事やコメントでは、たぶん本人の実力を考えての
相応校:上位30%として通えそうな学校に通う
チャレンジ校:下位30%になってしまいそうな学校に通う
というようなイメージなのでしょうか。
確かにそういう考え方もあると思います。
ですが、これって少なくとも1回の入試結果では見れる内容では無い、というのも事実だと思います。
補欠=その学校での下位30%ではない、ということです。
だって、SOやマンスリーでも大きく偏差値ってブレますよね。
そしてS偏差値の50台だったりすると、ほんの数点でクラスも上下します。
うちの兄の周りでは、、チャレンジ校に合格しててもこの1年間の様子を聞く限りではとくに下位に落ち込むようなことは全くなく、(最上位層ではないですが)しっかり学習面ではついていけているようです。
そして、どの学校でもサピックスや他塾で合格実績として○○人とか掲載される学校だと、
とんでもない天才や努力で結果を残し続ける人、はある一定数います。
*これも事実です
兄の通う学校でもそうなのですが、卒業生で東京一工(といっても主に東大)に通う学生さんが講演に来るそうですが、、
中1の時の成績は、、、200番台後半だった
とか言ってます。
なので安心して頑張りましょう、という意味だと思うのですが、うちの場合は、それよりいいから大丈夫、、とダメな方向になりがちです。
なので、何をもってその学校で上位層というのか、下位層というのか、、
難しいところもあると思います。
たとえば、中学受験において塾の勉強はほどほど=そこまで良い成績ではなかった、、でもしっかりチャレンジ校に合格し成績を上げていく生徒さん
というのもいるでしょう。
その逆のパターンもあると思います。
そうすると偏差値=実力、とも言えない部分もでてきます。
兄の中学の話しを聞いたり、中間・期末テストの結果や友達との会話を聞いたりしますが、
*うちの場合は1~2学期、、、けっこうサボっていて試験期間中でもほどほどの学習だったのもありますが
ベースもよいのでしょうし、しっかり学習していて、異次元の成績を取る生徒さんも周りにいるようです。(あと帰国生のデキもすごい)
そして、数学や理科系の平均点が、、とてつもなく高いです。
これは先生からの毎月数回の熱い熱い手紙にも書かれていましたが、(そんなに学習ばっかりというイメージではないものの)平均点の高さについて書かれている教科もあって、
今後は少し難問も入れて難しくします=平均点を下げます(先生から)
という主旨が書かれていました。
*今年は入試でも難化傾向と言ってたのであたってる部分はあるかもしれません
と、思う事をいろいろ書いてきましたが、、
少なくとも中学1~2年ですぐに最下位層になってしまい落ちこぼれる心配、、
って、能力的な問題ではなく、入学後の意識に依存するようにも思えます。
余裕だとおもって油断するのも危険ですが、、挽回できればそれも良いのでしょう。
*あくまで個人的な感想です
だとすると、志望校はどうするか、、についてですが
結局、熱望する学校があればそれを受験すべきでしょうし
併願校に関しては、合いそう・合わなそうをそれなりに見極めてあげる
という事になると思います。
そして昨年~今春の入試時は
なかなか本人がしっかりと併願校まで見て回る機会や時間も無かったので、
説明会での校長先生のお話しや
説明会での各先生方と話しをした印象
なんかで決めていました。
最終的に入学した学校については、本人の希望する学校の一つでしたが、、合否はあけてみないとわかりませんので(当たり前ですが)
併願校もしっかりと受験してもらいました。
*合否だけでなく良い面もありました
兄のケースで言うと、、すでに入試は終わって中高一貫校に通っていますので、
何をいっても結果論というか終わった話しですし、所詮N=1の話しなので、何が良かったとかどうすれば良い、、というのにはあまり参考にはできないかもしれません。
なので志望校も受験スケジュールも、、本人の意思をもってご家庭で決めていければよいと感じています。
もし、まわりに希望する学校に通う生徒さんがいると
実際の中高一貫校での生活内容は、、その生徒さんやご家族に聞かないとわからない部分も多いので、そういう意味では聞ける人が近くにいると、それはそれでとても参考になるかもしれません。
うちの場合ですか?
兄の通う中高一貫校は、、ほんとお勧めです!(たぶん)笑
*本人的にはわりと満足度が高いように見えます