おはようございます。いつもありがとうございます。
昨日は火曜日だったのでサピ新6年生は塾がありましたが、心配だった雨はさほどでもなかったようですが、風は強かったようです。
昨夜ですが、、ちょっと古い本の
わが子を「メシが食える大人」に育てる
という本を読みました。
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なにげなく読んだのですが、この本では「メシが食える大人になる」ということを、①経済的、②社会的、③精神的の3つの自立が必要、と言っています。
本の中では「中学受験」も引き合いに出して、これらの自立に必要な基礎は子供のころ(10歳前後)に築かれる、と書かれています。
それに必要な基礎力として、相互に連携しながら働く5つの力「5つの基礎力」をあげています。
① ことばの力
② 自分で考える力
③ 想い浮かべる力
④ 試そうとする力
⑤ やり抜く力
この5つだそうです。
文中では難関中学の入試問題が紹介されていたいりしますが、いずれも①~⑤の力が必要であり、この経験こそが「思いどおりにならない社会人生活で大きな力になる」とも言っています。*問題の解説と一緒に、これらの基礎力がどう生きるか詳細に説明されています
たしかにそうですね、
例えば算数の問題では、長文にかかれている内容を正しく理解・整理し(①の力)、想像しながら解法にむかうべく取り組む(②・③)、その過程においても考え抜いて計算し最後の答えにたどり着く(④・⑤)、という感じでおのずと養われる、とも本の中では書かれています。
中受する子供たちは、塾に通いながら、挫折と小さな成功の積み重ねを繰り返すので、強く逞しくなるのだと思っています。そういう意味でも「中学受験」の取り組み自体は有意義だと思いますし、そうあってほしいものです。*本人もうれしかったり、悔しかったり、楽しかったりする中で知らず知らずにこれらの力(①~⑤)も養われているように思います
まさに、中学受験を通じて子供の成長を感じます。
いまでは、通塾して受験勉強していることは「良かった」と思えていますが、この本でもそのように言ってくれているので、あらためて実感しました。
以前(早稲アカの時に)、子供を塾まで迎えに行ったことがありましたが、自宅での態度とは違っていて、その時は「その日に習った分野のプリントコピーをもらうから」、と言って受付に立ち寄ったり、先生や事務の方とのやり取りを遠くから見ているだけで、少しは成長してるかな、と感心していました。
よく入試問題は「その学校からのラブレターです」、とも言いますが、基礎力や知識に加えて、これら5つの力を測っているようにも思えます。
なかなか理想通りには進みませんが、なんとかあと1年(切ってます)子供と共に成長したいと思います。*いまのところ、ギブアップせずくらいついているので、なかなか本人に伝えきれませんが「立派になった・逞しくなった」、と思ってます(尊敬します!)